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2013-02-18

旅立ち・・

 先日、開所当初よりご利用していただいていたTさんとの別れがきた・・。


 『おばぁちゃん』の愛称で どんな時も『感謝の気持ち』を忘れない

 みんなのお手本となるような、おばあちゃん。

 スタッフからも利用者からも愛された おばあちゃん・・


 食事量が減り始め、普段と様子が違うことを、スタッフみんなで話し合い

 今後の対応を考えた矢先の出来事だった。

 100歳を越えた、その小さな身体は、少しずつ悲鳴を上げていたのかもしれない・・・。

 明らかな倦怠感があるにも関わらず、おばあちゃんは決まって『大丈夫』と、口にしていた。


 しかし、次第に「ちょっと横になりたい」と自ら訴える事が多くなってきていた。

 そして、利用日である朝迎えに行くと、明らかに血圧は低く、バイタルが安定していない為

 介護者である娘さんと相談し、訪問対応に切り替えて対応する事になった。


 食事も摂れなくなり、訪問する度、明らかな体力低下や意識の低下が見られ始めた。

 以前ご家族に終末期の対応についての意思を確認していたが、再度確認を行った。

 娘さんは、家か楽笑庵で逝かせてもらえたら嬉しい。

 できればこのまま家で眠る様に逝かせてやりたい。でも、不安で・・・。

 そう話された。それが正直な気持ちであり、当然だと思った。

 私は 旅立ちの場所は おばぁちゃんが きっと決めると思ったので

 ありのままお話させてもらった。



 ご家族の 不安や心配、戸惑いを軽減する為に 何ができるのか?

 おばあちゃんの様子が 少し軽減するたび ご家族は喜ばれていたが

 私は 予測される おばあちゃんの状態の変化をお伝えした。



 分かってはいても 辛いと・・ 涙ぐむご家族。

 何度も 何度も声をかけた。

 何かあれば すぐに駆けつけるからと・・
 
 楽笑庵のスタッフと共にいることを 感じてもらいたかった。

 旅立ちが迫って来ていた為 ご家族了承のもと

 できる限りのスタッフとおばあちゃんに会ってもらった。

 言葉もままならないおばあちゃん。

 声かけすると 閉眼した目を ゆっくりと開いた・・

 声にならないが こんな状態であっても 決して『感謝』を忘れない人。

 

 オムツ交換後、発汗した衣類を交換し 清拭をスタッフと共に行った。

 清拭後、保湿オイルを塗りながら 私は歯を食いしばり グッと涙をこらえた。



 スタッフを先に帰し その後 ご家族と話をした。

 この時間は 本当に辛く孤独な時間かもしれない事を・・

 しかし この時間は一生の中でも かけがえのない時間である事を・・



 この日の夕方 そして夜にも訪問し ご家族に伝えた。

 呼吸が変化したり 何かあれば夜中でも連絡してもらう事を・・



 AM3:06 携帯電話が鳴った。

 呼吸がおかしいと・・

 すぐに訪問した。

 家からの距離は 幸いなことに わずか1km未満。

 

 すぐに 駆けつけ おばぁちゃんと対面した。

 呼吸はなく、脈も触れない。瞳孔反射もない・・。

 ご家族に主治医に連絡を入れてもらい

 私はおばあちゃんの外していた 義歯を入れた。


 
 本当に 綺麗なお顔をされ 眠っているかのように 旅立って行かれた・・。

 おばぁちゃんに よくがんばったね。と声をかけて

 ご家族さんにも ひと声かけた。

 ご家族の深い絆 深い愛を感じて 旅立つことができたんじゃないだろうか・・。


 数分前まで 娘さんが身体をさすりながら 言葉を交わしたとのこと・・

 お互いの名前を呼び合いしたと・・



 いぶし銀の あの笑顔・・・。

 決して忘れることはないだろう。

 みんなの 胸の中で いつまでも いつまでも 光り輝き続けることを。

 おばあちゃんに 人として 大切なものを

 たくさん たくさん 教わったように思います。


 
 本当に みんなの愛に包まれていた おばぁちゃん。

 ありがとう・・ 感謝しています。

 ゆっくり 休んでくださいね。




 
 ありがとうございます感謝 

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この時代、最後まで家でみとることが本当にむずかしいのに、本人も家族さんも、所長もスタッフの方も、
勇気をもってその道を選んだんですね。昔は家で終末期を迎えるのは当たり前だったけど、今は家族も最期はどうしたらいいのかわからないので不安だと南あわじ市のdrが言っていました。でも、もっと家でみとることが望ましいとも。しかし、それには対応に慣れたスタッフと医療とのサポートが必要とも。家族さんの覚悟も必要ですね。大往生のおばあさんと、娘さん、楽所庵の皆さんに私は心から尊敬の念を感じます。よーーーし、私も頑張るよー

優子へ

優子、ありがとう。

本当に今の時代は自宅で看取ることって難しいよね。

家族さんが頑張ってくれたからこそ、最後まで見れたんだと思うよ。

勇気が必要な事だし、覚悟が必要な事だから。

楽笑庵はそのお手伝いに過ぎない。

家族さんが困ってたら、声を掛け勇気づける。

家族さんが出来ないことはカバーする。

本人に対しての大切な〝想い〟は一緒なんだから。

優子、頑張れ~p(´∇`)q ファイトォ~♪

No title

美しい幕を閉じられたんですね
その場にいることのできる先輩やスタッフさんも
縁なんですね。

おばあちゃんにとって
幸せな時間だったと思います


人はどのくらい生きるか
ではなく
いかに生きるか

ですね


いつもこのような学びをいただけるこの仕事に感謝☆彡ですね


先輩
また幕とじのお手伝いに笑顔で行きましょう(*^_^*)

瑠美へ

瑠美、ありがとう(T ^ T)

魂が震えるってこのことやと思う。

おばあちゃんの最期に立ち会えたことは

ホンマに幸せや思う。

そう、笑顔を忘れず顔晴るぞ〜いっ(^_−)−☆
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